クラウド初学者によるAWS Innovate Japan 2018の歩き方
初心者から上級者まで学べる! 日本初の大規模なAWSオンラインカンファレンス
AWS Innovate Japan 2018
が遂に始まりました! 期間は本日、2018年8月28(火)〜2018年10月10日(水)までの1ヶ月強の開催となっております。 Twitterのハッシュタグ「#AWSInnovate」やAWS公式アカウントと言った、SNS上での動きも中々に活発そうです。 AWSといえば、re:InventやAWS Summitと言ったカンファレンスが有名ですよね。 そして今更ですが、カンファレンスの意味をWikipediaで確認してみました。
カンファレンス(英語:conference)
- カンファレンス (会議) - 主に学術的な会議や研究会、協議会、検討会などのこと。
アレか。「この分野は素人なのですが」って言うプロフェッショナルが一杯集まっているすごくてこわいアレか。 まぁ何かの分野を極めている人の仰る素人レベルは基本的なレイヤーが違うのです。そもそも。 この話を始めると、悲しい顔をしながら暫くとつとつと語り続ける事になってしまうのでこれくらいにします。
AWS Innovate Japan 2018 について
改めましてこんにちは。AWS事業本部のしろたです。夏が全く去ってくれなくて日々滝のような汗を流しております。 ▲この会社に入ってから、スーツ着た事無いけれども。人一倍新陳代謝が激しいので、有り難い限りです。
本日の11時半に始まったばかりのオンラインカンファレス、AWS Innovate Japan 2018は日本初の大規模なAWSオンラインカンファレンスとなっております。 オンラインカンファレスの強みである「いつでも」「どこからでも」見たいセッションが見られる(一部、ライブ配信ありのコンテンツは配信後にオンデマンド視聴が可能となります)事で、クラウド初学者にとっては前述しているカンファレンスより敷居が低いものとなっており、かと言って初心者の為だけのカンファレンスと言う訳ではなく「初心者から上級者まで学べる!」と謳っている通り、これからのクラウド利用を検討している人がクラウドを学ぶ為のセッションからMachine Lerning・IoT・Containerと言った最新の技術を学ぶセッションまで揃っています。 また先日、大阪北部地震で開催中止となってしまった「AWS Summit Osaka」の特設会場、「Virtual Summit Osaka」もあります。 クラスメソッドのブースもバーチャル上にあるので、参加している方は是非一度足をお運び下さい!(バーチャル上なのに足を運ぶって言うの、ちょっと近未来感があってワクワクしますね)
オンラインカンファレンスの歩き方(初学者編)
さて、ここからは
- クラウド初学者
- カンファレンス初心者
向けのセッションの選び方等についてお話ししていきます。 AWS Innovate Japan 2018では、予めセッション毎のレベルが明記されています。
AWS Innovate Japan 2018 の紹介ページ
ログインすると、トップページの右側にトラック一覧が表示されているのですが、それらの大体のレベル分けは以下のようになっております。
結構ざっくりとしたレベル区分です。ぶっちゃけ三段階。 今回、この中でオススメのトラックとして「Beginners」と「AWSome Day」をピックアップする事にしました。 上記のざっくりとしたレベル表記でも「100〜200」と、初心者向けと言った扱いを受けていますがサクッとこれらのトラックに目を通したところ、
- Beginners:オンプレミス環境にざっと触れた事があるがクラウド?雲?と言うレベルからでも取っ掛かりやすいトラック
- AWSome Day:クラウド(AWS)に触れ始めたよ、無料枠を使ってみたいな!出来ればAWS認定の入り口にも立ってみたい!と言うレベルだと取っ掛かりやすいトラック
という風に感じられました。
因みに、AWSome Dayトラックは、前回2018年7月30日に実施されていたオンライントレーニングです。
前回は割と早く申し込みが締め切られてしまい、受け損ねてしまった身としてはAWS Innovate内で開催されて嬉しいです!
今回のセッションは以前のセッション内容に加えて、AWS認定クラウドプラクティショナーについてのセッションもあるようです。
取得前にやっぱり聞いておきたかったかも
クラウドプラクティショナーに関するお話は前回しれっと書いておきました。 良かったらご覧下さいませ。
この1ヶ月で、クラウドのはじめの一歩を!
初学者向け、と言った体で話をしていますが、最初に書いた「この分野は素人ですが」的なものは存在していると思います。 IT業界での経験がそれなりにある人が聞いた方が、クラウドの有り難みが感じやすいとは思います。 その点で行くと、私自身はIT業界での経験が浅い為、「オンプレミスと比較するとやっぱりクラウドは便利なんだなー」と言ったふんわりとした有り難みしか感じられていないような気がします。 しかしクラウドへの取っ掛かりを一ヶ月間も、オンラインで時間場所問わず、しかも無料で学べる機会はかなり貴重なものだと思います。 AWS自身、12ヶ月間の無料使用枠があるので、この機にアカウントを無料で作成して触り始めてみるのには絶好のタイミングでは無いでしょうか。 今からだと獲得が間に合うのかは分かりませんが、50ドル分のAWS無料クーポンが貰えるらしいこんなイベントもやってますし。クーポン、ゲットだぜ! AWSデビュー初月で30ドル弱の使用料事件をやらかした人だから羨ましい企画です。
まだ1ヶ月以上あるこのイベント、今からでも遅くないので軽い気持ちで登録してみて下さい。 AWSの知識を深める、良いきっかけになると思います。
それでは、良いAWSライフを!